第4回香川レインボー映画祭
2008.9.14(日)
高松シンボルタワー
e-とぴあ・かがわ BBスクエア


第4回香川レインボー映画祭への応援メッセージ

鈴井江三子(川崎医療福祉大学・保健看護学科教授)
「矯正異性愛社会」と呼べるほど、異性愛以外の愛し方を受容しない傾向が強い日本において、多様な生と性のあり方をもっと理解してもらいたいと思い、大学で『ヒューマンセクシュアリティ論』という授業を企画しています。理論だけに終始するものではなく、セクシュアルマイノリティの当事者の方から直接話を聞く時間を設けているので、学生たちもより身近な課題として受け止められているようです。
同性愛の話になると「じゃあ性行為はどうするの?」って、実際的なことにのみ関心を示す人間は多いですが、性以前の愛に関心が向かないのは発想が貧困なのだと思います。また、同性愛と異性愛の二極化というのにも違和感があり、人が人を愛する方法には、人と人の関係性の数だけバリエーションがあるとの認識が、もっと一般的になればいいのにと思います。
香川レインボー映画祭を通じて、ひとりでも多くの方がそれに気づかれますように。

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©香川レインボー映画祭実行委員会


*この事業は、四国労働金庫助成金対象事業です。